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  <title type="text">オカルト倶楽部</title>
  <subtitle type="html">オカルト倶楽部</subtitle>
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    <published>2017-01-21T13:36:04+09:00</published> 
    <updated>2017-01-21T13:36:04+09:00</updated> 
    <category term="怖い話" label="怖い話" />
    <title>倉庫の壁から</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[「やばい倉庫があるんですよ、都内なんですがね」<br /><br />かつて都内で某企業の倉庫に勤務したことのある女性が、その倉庫に纏わる怪談を筆者に教えてくれたのは三年ほど前だったと記憶している。<br /><br />「どういうふうにやばいんですか」<br /><br />「この倉庫の壁の中には霊がいるんですよ、壁をノックすると中から同じ回数が打ち返されるんですよ」<br /><br />「まじですか」<br /><br />筆者は興奮を抑え切れない。<br /><br />「いや、本当ですよ、噂では倉庫が建つ前に亡くなった霊だと言われてますがね」<br /><br />私は無言のまま生唾を飲み込んだ。一方、女性はさらに続けた。<br /><br />「あと、壁に耳をあてると、未来のお告げが聞こえるらしいですよ」<br /><br />「お告げですって」<br /><br />この話を聞いた時、筆者は衝撃を受けた。<br /><br />実は十年近く前、筆者はこの倉庫を訪問したことがあったのだ。<br /><br />当時、物流の改善提案をやっていた筆者は、ある企業のトップと保管倉庫の候補としてこの倉庫を訪問した。<br /><br />「なかなかいい倉庫じゃないですか」<br /><br />その企業のトップは上機嫌であった。<br /><br />私は、その企業の方とまだ新しかったその倉庫を見学した。<br /><br />すると、何を思ったのか、その企業のトップは壁をノックし、耳を壁に当てた。<br /><br />「はははっ、こうして安普請かどうか調べてるんだ」<br /><br />その方は笑いながら耳をあてていたのだが、みるみる表情が変わった。<br /><br />そして、突然倉庫から飛び出し、駐車場に戻ってしまった。<br /><br />「兎に角、今日は気分が悪い、帰らせて欲しい」<br /><br />そのトップは突然、そう言い残すと自宅に帰ってしまった。<br /><br />その後、何故か物流改善の話はなくなってしまった。<br /><br />翌年、その企業は、顧客を死なすという不祥事を引き起こし、業績を悪化させてしまった。 <br /><br />あの時、企業のトップは何を聞いたのであろうか。]]> 
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            <name>オカルト倶楽部</name>
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    <published>2016-12-13T20:15:18+09:00</published> 
    <updated>2016-12-13T20:15:18+09:00</updated> 
    <category term="都市伝説" label="都市伝説" />
    <title>バニーマン</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[アメリカ、バージニア州のフェアファックス郡はアメリカでも有数の平均所得の高さを誇り、CIAやテロ対策センターなどの国防に関する情報局本部が存在する土地である。<br />そんなフェアファックス郡の南西部にクリフトンという名の町があり、ここに「バニーマン・ブリッジ」と呼ばれ、怖れられている鉄道の高架橋が存在する。<br />ハロウィンの夜になると、この橋にメッタ斬りに惨殺された若者の死体が吊り下げられるという伝説が存在するのだ。<br />また、この橋の高架下で「バニーマン、バニーマン、バニーマン」と唱えると、「バニーマン」が現れるという。<br />「バニーマン」はその名の通り、ウサギの姿をした男である。<br />白いウサギのきぐるみで全身を包み、手斧で人々を惨殺していく。<br />ハロウィンの頃に目撃されたら、祭りを楽しんでいる男の姿にしか見えないだろう。だが、その内実は非常に怖ろしい殺人鬼なのである。<br />映画「ハロウィン」に登場するブギーマンなどとも共通する要素をもつこの怪物が誕生した背景として、こんな話が語られている。<br />1903年、当時クリフトンの町は人口300人足らずの非常に小さな町だったが、ここで暮らす住人にはある悩みがあった。<br />町の中に異常犯罪者を専門に収容する刑務所があり、その存在を疎ましく思っていたのである。<br />刑務所からは昼夜を問わず、囚人たちの不気味な声が響いてくる。<br />こんなものがあるから、町に人が集まらないのだ。住人たちはそう考え、刑務所を町からなくすよう行政に訴え続け、ようやくその願いが実を結んだ。<br />この年、住民たちの念願叶い、刑務所は廃止されることが決定した。<br />１９０４年の秋、受刑者たちはロートンの刑務所に輸送することになった。<br />受刑者たちを乗せたバスは、人気のない道を走っていた。だが、ここでアクシデントが発生する。<br />路上にあったものを避けようした運転手がハンドルを切り損ね、バスは横転してしまったのだ。<br />バスにつめ込まれていた多くの受刑者がこの機を利用し、森の中に脱走してしまった。<br /><br />すぐに大量の警察官が動員され、森の中に逃げた受刑者たちの捜索が始まった。<br />受刑者は次々に逮捕され、４ヶ月も経った頃にはほとんどの受刑者が檻の中に連れ戻された。<br />だが、２人だけどうしても見つからない受刑者がいた。<br />マーカス・ウォルスターと、ダグラス・グリフォンという名の受刑者で、脱走した囚人の中でも危険な存在だった。<br />特にグリフォンは自分の家族を惨殺したかどで刑務所に入れられた犯罪者であり、周辺の住民を襲う危険があった。<br />警察は懸命な捜索を続け、ふたりの逃走の痕跡と思われるものを見つけた。<br />真っ二つになったものや、バラバラになったウサギの死骸である。それが、木々にぶら下がる形で残されていた。<br />警察の捜索範囲が絞られていく中、ウォルスタ―が発見される。<br />その当時は駅になっていた現在のバニーマン・ブリッジの高架下で、ウォルスタ―が死体となって見つかったのである。<br />手には、岩を削りだして作られたナイフや、木で出来た斧のようなものを握っていた。<br />ウォルスタ―は喉を掻き切られた状態だったことから、殺害されたものと考えられた。<br />仲間割れの末に起きた殺人。警察はそう考え、残るグリフォンの捜索を急いだ。<br />だが、木々に残されるウサギの死骸をたよりに捜索を続けてもグリフォンの行方だけはようとして知れなかった。<br />不気味なウサギの痕跡を残すことから、グリフォンは「バニーマン」と呼ばれるようになり、その名からは縁遠い恐怖感と共に語られるようになった。<br />翌１９０５年、警察はグリフォンの捜索を中止する決定を下した。<br />グリフォンはまだ見つかっていなかったがウサギの死骸も姿を消しており、すでにグリフォンは死んだか、管轄外に逃げてしまったものと思われたのだ。<br />刑務所と脱走した受刑者たち、双方が姿を消し、ようやく平穏を得たかに思われたクリプトンの住人たちだったが、再び眠れぬ夜を過ごすことになる。<br />付近の森で、食いちぎられたウサギの死骸がまた発見されるようになったのだ。<br /><br />目に見えない恐怖が町を浸食するなか、ハロウィンの季節がやってきた。<br />未成年の若者たちが、バニーマン・ブリッジの下で酒を飲みハロウィンの夜を楽しんでいた。<br />夜が深まり、多くの若者たちは家に帰っていったが深夜になっても３人だけ残っていた。<br />未明頃、橋に身の毛もよだつような恐ろしい３つのオブジェがぶら下げられた。<br />喉を掻き切られ、胸を切り割かれた３人の若者たちの死体である。<br />事件はグリフォン＝バニーマンの犯行だと考えられた。<br />喉を切られている手口はウォルスターの死体と同様のものであったが、ウォルスターの死体は腹を割かれたりはしておらず、犯行手口の残忍さは前回を上回るものだった。<br />ついに恐れていたことが起き、クリプトンの町は恐怖に震え上がった。<br />その恐怖を煽り立てるのに一役買ってしまったのが、死体発見者の証言だった。<br />こんな不可解な話を語っている。<br />その人物は、深夜橋の近くを通っていると、高架下のあたりがまばゆく光るのを見た。<br />なんだろうと思い高架下に行ってみると、若者たちの死体が橋にぶら下がっていたのだという。<br />前年の恐怖がまだ覚めやらぬうちに、またハロウィンの季節がやってきた。<br />さすがにハロウィン当夜に高架下を訪れる人間はいなかった。だが、朝になって警察に駆け込んできた少女の話が再び町を恐怖に陥れた。<br />その少女エイドリアンは、友人６人が惨殺されたと語ったのだ。しかも、その話はあまりにも奇妙で常軌を逸したものだった。<br />朝の７時、エイドリアンを含む７人の若者たちは、高架下を訪れていた。<br />昨年のような怖ろしい事件が起きているのではないかと、肝試し気分で確かめにやってきたのだ。<br />友人に誘われたので来てはみたものの、エイドリアンは怖くなってしまい、ひとり橋から離れたところにいた。<br />他の６人はみな高架下にいた。すると突如、高架下が白い閃光に包まれた。<br />閃光が消えるまでの数秒間、耳をつんざくようなすさまじいまでの叫び声がこだました。<br />まぶしさに視界を奪われていたエイドリアンが橋を見上げると、そこに６つの死体がぶら下がっていた。<br />喉を切り裂かれ、胸を割かれて内蔵をえぐられた、去年と同じ格好の死体が並んでいた。<br />エイドリアンはあまりの恐怖に気が動転しながらも逃げた。そして、警察にやってきたのである。<br />だが、警察は彼女の話を信じなかった。<br />閃光が走り、次の瞬間６人が死体になって橋にぶら下げられていたという話を信じろというのも、無理な話かもしれない。<br />さらに、事態はエイドリアンにとって最悪の方向に向かう。<br />捜査の結果、その時間、付近には他に人間がいなかったことなどから、エイドリアンによる犯行だとみなされ、彼女は逮捕されたのだ。<br />裁判の結果、有罪となったエイドリアンは、ロートンの刑務所に入れられることになった。<br /><br />刑務所に収容されたエイドリアンが茫然自失の日々を送る中、警察はやはり彼女が犯人だったのだと確信していた。<br />エイドリアンが刑務所に収容されてからというもの、ハロウィンが来ても死者は出なかったのだ。<br />これでようやく町に平穏が訪れた。誰もがそう思った。だが、１９１３年のハロウィンが、それが幻だったという事を町の住人たちに突きつけることとなった。<br />９人の中高生たちがまたもあの橋で死体となった発見されたのだ。９人は８年前とまったく同じ方法で惨殺されていた。<br />エイドリアンは一転して無罪となり、彼女は刑務所から釈放されることになった。<br />だが、彼女の人生は元のようには戻らなかった。<br />事件を目撃してしまった恐怖と無実の罪で投獄されたショックで精神に異常をきたし、正常な生活は送れなかったという。<br />エイドリアンは１９５３年に亡くなったが、死因はショック死だったと言われている。<br />その後、２０年以上も惨劇は起きなかった。だが、１９７０年代に入ると、バニーマンに関する噂が人々の口に上るようになった。<br />ウサギ姿の男の目撃情報が相次いだのだ。<br />１９７０年、ハロウィンを数週間後に控えた１０月１９日、空軍の士官学校に通うボブ・ベネットはバニーマン事件が起きたフェアファックス郡のバークという町を訪れていた。<br />この町に親戚が住んでおり、ベネットは婚約者と共に家に滞在していて、その日は野球の試合を見に行った。<br />彼らは親戚の家に戻る途中で、少し休憩しようと車を止めた。<br />２人が車に座ったまま話をしていると、車の後ろに誰かがいるような気配を感じた。<br />ふたりが外に出て、リア・ウィンドウの方に向かうと、ふいにガシャンという大きな音が聞こえた。<br />音がしたほうを見ると、車の側に男がいて助手席の窓ガラスが割れていた。<br />男は全身を白い衣服に身を包んだ奇妙な姿をしており、「お前らは俺の土地に無断で立ち入った！」と叫び、去っていった。<br />ベネットと婚約者は不法侵入をしていたわけではない。公道に車を止めていただけである。<br />警察に報告するため署に向かおうとすると、ふたりは車内に手斧が落ちているのを発見した。<br />警察でふたりが証言した内容には、いくぶん違いがあった。<br />ベネットは、男は耳が生えたウサギのようなシルエットだったと語っているが、婚約者の方は、男はクー・クラックス・クランのような白い頭巾をかぶっていたと話している。<br /><br />同年には、建設中の家を見張っていた警備員がやはり奇妙な男を目撃している。<br />男はウサギのきぐるみを着ており、身長は１７０ｃｍ前後。２０代ぐらいに見えたという。<br />男は家のポーチに上がろうとしていたので、警備員は「不法侵入だ」と男に警告しながら近づいた。<br />すると、男は持っていた手斧でポストを破壊し、<br />「不法侵入しているのはお前の方だ。ここから去らないと次はお前の頭にこの斧を振り下ろすぞ！」<br />と叫んだのだという。<br />他にも似たような証言がいくつも報告され、その数は５０件以上にものぼった。<br />フェアファックスの郡警察が男を捜索したが、見つけることはできなかった。<br />１９６７年には、バニーマン・ブリッジで４度目の惨劇が起き、３人が死亡した。<br />それからちょうど２０年が経った１９８７年。<br />ハロウィンの日に、５度目の事件が起きる。<br />ジャネット・キャルティエという名の少女が、４人の友だちと共にバニーマン・ブリッジを訪れた。<br />彼女たちはバニーマンの存在を信じておらず、自分たちの目で真偽を確かめてやろうと橋にやってきたのである。<br />だが、友達が急に大声を出したりして驚かすので、次第にジャネットは怖くなっていた。<br />それからしばらくした時のことであった。<br />高架下から、すこしだけ離れていたジャネットの目の前で、急に閃光が炸裂した。<br />光が消えると、友人たちの姿は無かった。<br />ジャネットが恐る恐る橋の上を見上げてみると、友人たちが喉を切られ、胸を割かれた状態で橋からぶら下がっていた。<br />その怖ろしい姿を見て、ジャネットは気を失ってしまった。<br />目を覚ましたジャネットの髪は白髪になっており、気もふれてしまったという。<br />その後、彼女は日がな一日、自宅のテラスに座り、橋のある方角を見つめる生活を送ったという。<br />これが最後の事件だった。以後は同様の事件は起きていない。<br /><br />全てが事実だとすれば、驚くべき話であるが、はたして一連の事件は本当に起きたのだろうか。<br />「バニーマン」はアメリカでは非常に有名な話で、一連の事件に関する調査や分析なども行われている。<br />その分析によって、事実と反するいくつかの点が明らかになった。<br />まず、ことの起こりであるロートンの刑務所への移送だが、現実と食い違っているがわかっている。<br />ロートンの刑務所が完成したのは１９１０年、１９０４年に受刑者を移すことなど出来なかった。<br />また、バージニアのどの刑務所の記録を調べても、グリフィンとウォルスタ―という名の囚人の記録は存在しなかったという。<br />ただ、１９７０年にウサギ姿の男が目撃された話は事実であり、警察の記録とも合致している。<br />この当時の地元新聞にも「バニーマン」の目撃情報がたびたび記事にされており、その中には、ウサギ姿の男が野良猫を食べていたという目撃談もあった。<br />バニーマン・ブリッジで起きた怖ろしい惨劇と手斧を持つウサギ姿の男の話は、ウサギという共通点があるものの、その内容には大きな隔たりがある。<br />前者は超常現象的な恐怖を感じさせるが、一方のウサギ姿の男はもっと現実的な危険を感じさせる話である。<br />こうしたことから、バニーマンは逃走した受刑者だったという下りから、橋でいくつもの惨劇が起きたという話は、１９９０年代以降にネットで広まったものであり、話としての完成度の高さから都市伝説として広まったものだと考えられている。<br />いずれにせよバニーマンの話が人々を魅了する都市伝説となったことは確かである。<br />現在でもハロウィンのころになると、バニーマンの話を見聞きした多くの若者たちが橋を訪れているという。<br />]]> 
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    <published>2016-09-14T20:42:59+09:00</published> 
    <updated>2016-09-14T20:42:59+09:00</updated> 
    <category term="都市伝説" label="都市伝説" />
    <title>おせんころがし</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[千葉県、房総半島の東沿岸部には、「おせんころがし」と呼ばれる崖がある。<br />高さは百数十メートル。ひとたび足をすべらせると、真逆さまに下まで転落してしまうような、急峻で危険な斜面を有する崖である。<br />全長は数kmに及び、古くから交通の難所として知られた場所であるが、ここは女性の幽霊が出没し、写真を撮れば霊の姿が写る、訪れるだけで体調を崩す人もいるという、いわくつきの場所としても知られている。<br />「おせんころがし」がそのようないわくを持つようになったのは、一説にはこの地で起きた事件のせいだとも言われている。<br />１９５１年の１０月１０日、行方不明になった夫を探すため、３人の子供を連れた女性が勝浦の駅を降りた。<br />すると、親切そうな男が声をかけてきて、案内してくれるという。<br />男は４人を「おせんころがし」に連れて行くと、本性を現した。<br />子どもたちを次々と崖から投げ落とすと、女性に乱暴し、絞殺したうえで女性の遺体も崖に投げ落とした。<br />この男、栗田源蔵は同じように女性を毒牙にかける犯罪を次々と繰り返してきた連続殺人犯で、のちに別の事件で逮捕された。<br />２つの裁判それぞれで死刑判決が出され、ひとりの人間が２度の死刑判決を受けたはじめての事例となった。<br />国会で死刑制度の存続について議論がなされた際に、その必要性を論じるために引き合いに出されるほどの犯罪者であり、本事件は「おせんごろし殺人事件」とよばれ、戦後の事件史においてもその非道さで特筆される事件であった。<br />こうしたあまりにもむごたらしい事件が起きた土地柄が魔を呼ぶのか、「おせんころがし」で自殺する人間はあとを絶たず、自殺の名所としても知られるようになった。<br />非道な殺人事件と自殺がたびたび起きる土地であったことが、前述したような怪異を生んだとも考えられるのだ。<br /><br />本来、「おせんころがし」は世の無常さを想起させるような場所ではなく、むしろ逆の性格を持つ伝説が語られていた土地であった。<br />この地には、昔おせんという若い娘がいた。<br />彼女の父はこの一帯を治める豪族だったが、村人に重い年貢を科して厳しく取り立てていた。<br />彼女は重税に苦しむ村人の事も、強欲な父親のことも憂えていたが、ついにある時、村人達は彼女の父親を殺すことを決意する。<br />父親をす巻きにして崖の上から突き落とそうとしているのを知った彼女は、どうやってか隙を見て父親と入れ替わり、崖の上から突き落とされてしまった。<br />翌朝になってようやくその事実を知った領民達は悲しみ、また強欲だった父も心を入れ替えた。<br />そして、彼女の供養のために地蔵尊を建てて大切に供養したという。<br />「おせんころがし」という地名は、この伝説に由来する。<br />他にも「病弱な父のため、薬草を採りに行ったおせんが、過って転げ落ちてしまった」、「美しい娘だったおせんを取り合い、競争をした若者2人が共に命を落とす結果となり、悲観したおせんは自ら身を投げた」など、様々な話が伝わっている。<br />このように「おせんころがし」は、本来は人をいたわる心を持った女性の伝説が残される土地だったのだ。<br />無惨な事件や繰り返される死は、被害者や遺族など関係者の人生を狂わすだけでなく、その土地が持つ性格すらも変えてしまうのである。<br />]]> 
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            <name>オカルト倶楽部</name>
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    <published>2016-08-02T18:50:58+09:00</published> 
    <updated>2016-08-02T18:50:58+09:00</updated> 
    <category term="都市伝説" label="都市伝説" />
    <title>ファントム・クラウン</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[『IT（イット）』という映画をご存知だろうか？<br />スティーブン・キングの小説を原作とする映画だが、強烈なインパクトを残す作品であった。<br />ペニーワイズと呼ばれる不気味なピエロの姿をした怪物が登場するのだが、ペニーワイズは子供を襲い、様々な不気味な現象を見せながら、最終的に惨殺してしまう存在である。<br />本作を子供時代に観て、「ピエロが恐ろしくなった」という人間を多く生んだキャラクターであった。<br />ピエロはサーカスなどで笑いを提供する存在だが、ピエロは時に恐怖の対象とも捉えられる存在である。<br />特にピエロが登場することも多い欧米では、「ピエロ恐怖症」という言葉が存在し、その姿を見ただけで無条件に恐怖感がこみ上げてくるという人も少なくない。<br />実際にカリフォルニア大学で心理学的な分析を行ったところ、調査を行ったほとんどの子供たちが多かれ少なかれピエロに対し恐怖感を持っていることが分かったのだという。<br />そんなピエロにまつわるこんな話がある。<br />１９８１年、子どもたちが遊んでいると、ピエロ姿の人物がふいに現れ、ワンボックスタイプの車に連れ込まれそうになるという事件が発生した。<br />同時期に似たような事件が全米のいたるところで発生した。<br />イリノイ州やニューヨーク州、マサチューセッツ州、、カンザス州など、アメリカの東部から中部にかけていう非常に広い地域で同様の報告が何件ももたらされた。<br />事件が起きた地域では、子どもたちを目に届くところに置くよう新聞で注意が促されるなど、異様な事態になった。<br />警察なども捜査を行ったが、結局犯人は捕まらなかった。<br />犯人が乗る車を追いかけた人物が車がふいに消えてしまったのを見たという話もあり、「ファントム・クラウン（幽霊ピエロ）」だとして恐れられるようになった。<br /><br />時は経って２００８年。イリノイ州で誘拐未遂事件が起きた。<br />学校から帰宅する子どもたちを標的とした事件であったが、注目を集めたのは目撃者たちの証言である。<br />犯人はピエロの姿をしていたというのだ。<br />この時も保護者たちに注意がよびかけられることになったが、結局犯人は捕まらなかった。<br />ファントム・クラウンが再び現れたとして注目を集めた。<br />この事件にはもうひとつ注目をあつめた事柄があった。<br />それは、前回の誘拐未遂事件から２７年が経過した年に起きていたという点である。<br />冒頭で紹介した『IT』だが、本作に登場するペニーワイズは２７年ごとに現れ、子どもたちを襲うとされているのだ。<br />まるで物語の内容をたどるような事件が起き、その不気味な関連性が人々の噂にのぼるようになり、様々な憶測を生むことになった。<br />現実との不気味なシンクロが噂された『IT』だが、本作には題材になったと考えられる、実際に起きたある恐ろしい事件が存在している。<br />それは「殺人ピエロ」と呼ばれたエドガー・ゲイシーが引き起こした一連の事件である。<br />ゲイシーの犯行はあまりに凄惨で、１９７０年代の終わりにアメリカを恐怖のどん底に突き落とした。<br />１９７８年１２月、イリノイ州でドラッグストアに行くと言っていた１５歳の少年が、消息を絶った。<br />警察が調べたところ、そのドラッグストアはジョン・ゲイシーという人物が経営している店であった。<br />調べて見ると、ゲイシーは地元の商工会議所のメンバーでもあり、時の大統領と握手する機会もあるほどの地元の名士であることがわかった。<br />だが、その一方で、たびたび少年に対する性的ないたずらで起訴されている経歴があることも判明した。<br />こうした事実が明らかになったため、ゲイシーへの捜査の手が伸びることになった。<br /><br />ゲイシーには政治家とのつながりがあったため、警察の捜査はたびたび妨害された。<br />ようやく家宅捜索が行えるようになり、家の床板を剥がしてみると、捜査員たちは絶句することになった。<br />軒下から大量の人骨が発見されたのだ。<br />ゲイシーは男性ばかりを襲い、拷問や性的な暴行を行ったうえで殺害するという犯行をくりかえしていた。<br />その毒牙にかかり、殺害された人物は３３人。その多くが未成年の少年たちだった。<br />ゲイシーには妻や子供もいたが（事件発覚のすこし前に離婚していた）、特に少年に対し異常なまでの性欲を覚える異常者だったのである。<br />ゲイシーはフライドチキンのチェーン店の経営や、建築業なども営んでいたが、そこで働く青年たちもターゲットになった。<br />ゲイシーはひどくケチで、たびたび従業員とも口論になった。<br />そうして経営者であるゲイシーに逆らった人間も標的となり、性的な暴行を加えられたうえに殺害されたのである。<br />裁判でゲイシーは精神異常を主張した。精神分析医が診断を行ったところ、確かに少年期に父親から虐待を受けていたため精神に異常があることや、幼いころに頭を強く打ったことがあり、脳自体にも異常があることもわかった。<br />そうした診断を受けたことから死刑か否かの審議には時間がかかったが、収監中に犯罪心理に興味があるとして面会に来た青年を監視の目を盗んで襲ったことから、結局は死刑になった。<br />ケイシーが「殺人ピエロ」と呼ばれたのは、パーティーなどで子どもたちを楽しませるためによくピエロの扮装をしていたためである。<br />つまり、ゲイシーはピエロの姿で子どもたちに笑顔を振りまきながら、標的を探していたのである。<br /><br />保護者たちを中心として、公判中からゲイシーに対する死刑の請願が幾度も出されたが、保護者たちをそうした行動に駆り立てたのも無理のない話である。<br />当然、多くの子供達もピエロを怖がるようになった。<br />実は「ピエロ恐怖症」という言葉が生まれたのは、１９８０年代に入ってからであり、ゲイシーのおぞましい犯行が明らかになった直後のことであった。<br />つまり、ピエロと恐怖のイメージが明確に結びついたのはこの頃だと考えられるのだ。<br />また、学術的にもピエロの人相は「不気味の谷」と呼ばれる、人間の人相をデフォルメした時に起きる、視覚的な恐怖を連想させやすい顔だとも言われている。<br />元来、恐怖を想起させやすいピエロのビジュアルに恐ろしい殺人鬼のエピソードが加わったことで、ピエロに対する恐怖感が広まることになった。それがファントム・クラウンの都市伝説を生んだのではないだろうか。<br />ファントム・クラウンが現れたという２件の事件では共にイリノイ州で起きており、ゲイシーが犯行に及んだ現場もイリノイ州であった。<br />当地に残るピエロに対する恐怖が都市伝説として広まったと考えられそうだ。<br />ピエロ（道化師）という古くから存在するキャラクターの印象を決定付けてしまったのだから、ジョン・ゲイシーが社会に与えた影響の大きさがいかに大きなものであったのかがわかる。<br />ちなみに『IT』は、２０１１年に２５周年の特別カバーの新装版もアメリカで発売されており、映画リメイクの企画も動いているという。<br />すでに古典とも呼べるほどの作品となりつつあるが、驚くべきは原作者であるスティーブン・キングの嗅覚である。<br />作品としての面白さももちろんのこと、ピエロを恐怖の対象としていち早く物語に落とし込んだその着眼点はさすがである。<br />やはり「ホラーの帝王」の異名は伊達ではない。]]> 
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    <published>2016-06-08T16:51:40+09:00</published> 
    <updated>2016-06-08T16:51:40+09:00</updated> 
    <category term="都市伝説" label="都市伝説" />
    <title>緑風荘の座敷わらし</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[岩手県二戸市にある金田一温泉郷に、「緑風荘」という座敷わらしが出ることで有名な旅館がかつて存在していた。<br />座敷わらしは、家に住み着くとその家は裕福になるとも言われる福の神や守護霊のような存在だが、緑風荘の座敷わらしにも、言い伝えそのままの逸話が残されている。<br />特に緑風荘の本館にある「槐（えんじゅ）の間」に座敷わらしが出ると言われており、ここに宿泊し座敷わらしと出会った人々は、男性であれば仕事で成功を収め、女性であれば玉の輿に乗ることが出来たという。<br />実際にこの旅館に宿泊し、その後成功を収めたと言われている人物は多い。<br />昔の政治家では、原敬や米内光正などが緑風荘に宿泊後に総理大臣に就任し、近いところでは、福田赳夫が息子の康夫と宿泊しており、親子共にその後、総理大臣になった。<br />実業家でも、本田宗一郎（本田技研創業者）や松下幸之助（パナソニック創業者）が、この宿に宿泊したのち事業を拡大させ、稲盛和夫（京セラ創業者）は宿泊後に業績の立て直しに成功したという。<br />その他にも、遠藤周作や、金田一京助、最近の例ではゆずなども、宿泊したのちそれぞれの分野で成功をおさめたと言われている。<br />様々な人物を成功に導いたというこの座敷わらしには、亀麿（かめまろ）という呼び名がある。<br />この名はある伝説に由来するもので、このような話が語られている。<br />天皇家が北朝と南朝に分かれ、争いとなった南北朝時代。<br />南朝の後醍醐天皇に使えていた藤原朝臣藤房が足利尊氏との戦いに破れ、落ち武者となって、大和国（現在の奈良）から陸奥の国（岩手）まで逃げのびた。<br />藤房には６歳と４歳の息子がいたが、兄の亀麿が病によって死んでしまう。<br />こと切れる直前、亀麿は「末代まで家をお守りいたします」という言葉を残していた。<br />この亀麿が緑風荘の「槐の間」に住み着いたのだと言われている。<br /><br />緑風館の座敷わらしは人を選ぶようで、誰の前に姿を現したわけではなく、また「槐の間」以外で姿を見られることもあったという。<br />それでも「槐の間」への予約は殺到し、常に３年先までの予約で埋まるような状況にあった。<br />だが、２００９年１０月４日、「緑風荘」は火災によって建物が全焼してしまった。<br />幸いにも当時宿泊していた２１人の宿泊客と９人の従業員は全員無事であった。<br />この火災直後、筆者は現地を取材をしたが、近隣の方々が火災前後に目撃したさまざまな怪異証言を聞くことができた。<br />緑風荘の入り口の斜向かいに、内装関連の業務を行っている会社があるのだが、ここの経営者の方は緑風荘の火事当日に奇妙なものを目撃している。<br />燃え上がる緑風荘から飛来した火の粉が会社とは反対側にある畑に降り注ぎ、そこにあった切り株が燃え上がり、その方が鎮火作業にあたっている時のこと。ふと顔をあげると、緑風荘のある方角から半透明の球上のものがふらふらと飛んで行くのを見たのだという。<br />宙に浮かぶ球が飛んでいった方角は、緑風荘のご主人の家の墓がある方角だったそうである。<br />経営者の方は「球」と表現されていたが、これはオーブだった可能性も考えられる。<br />実は緑風荘には、以前からオーブが出現したという話があるのだ。<br />緑風荘の親戚の方が過去に緑風荘で撮影した写真には、たびたびオーブが写っており、火事の際に撮影した写真にもオーブが写り込んでいた。<br />その写真を見せていただいたが、確かに木々の間にオーブのようなものが写り込んでいた。<br />この方が緑風荘にいるときに、座敷わらしの存在を感じることもあったという。<br />十数年前にお兄さんとこの方が一緒に緑風荘に泊まった時に、座敷わらしが出たら撮影してやろうとカメラを用意した。<br />すると、廊下の方から足音が聞こえ、そのうち、奇妙な足音を出す存在が室内に入ってきた。<br />早く撮れと兄に催促したが、兄も自分もどうしてもカメラで撮ることができなかったそうだ。<br />また、お兄さんは、座敷わらしと片足飛びで遊んだり、鬼ごっこをしたこともあるという。<br />鬼ごっこの際には、逃げる座敷わらしを追いかけたところ、閉じたふすまの中に消えてしまい、自分は思い切りふすまにぶつかってしまったそうだ。<br /><br />火災の直前にも座敷わらしの目撃談があった。<br />火災の２ヶ月前にあたる8月に、ある家族連れが宿泊したのだが、子供だけなぜか夜中に目が覚めた。<br />その子がトイレにいくと子供がいたので、しばらくジャンケンをして遊んだ。<br />翌日宿を探してもその子供は見つけられなかったという。<br />ちなみにこの家族が宿泊したのは、「槐の間」とは違う一般の部屋であった。<br />9月には、霊感の強い女性が宿泊したが、その方が夜中に目を覚めますと子供が立っていたという話もある。<br />宿のご主人が近所の方から聞いたこんな話もあった。<br />火災の当日、その方が緑風荘が燃える様子を見ていると、見たこともない子供が敷地内にある亀麿神社に逃げ込むのを見たそうなのだ。<br />亀麿神社とは、緑風荘の敷地内にある、座敷わらしを祀っている小さな神社である。<br />不思議なことに、緑風荘を全焼させるほどの火事だったにもかかわらず、この神社だけは火災を免れている。<br />こんな話も聞いた。<br />緑風荘の敷地に隣接して親せきの方の家があり、その家から外に嫁いだ娘さんが出産のため、帰郷しようとしていた。<br />その折にニュースで火災の話を聞き、実家もダメかなと思いながら戻ったところ、緑風荘が全焼するほどの火災だったにもかかわらず、自分の家はまったく無傷なので驚いたという。<br />この逸話を聞いた緑風荘のご主人は、「座敷わらしがお腹の赤ちゃんのために、家を守ってあげたのではないか」と思ったそうだ。<br />緑風荘のご主人は以前、近所の方から、座敷わらしは金田一温泉一帯が遊び場らしく、時々ほかの宿でも目撃されていると聞いたことがあったという。<br />劇団四季は、当地の座敷わらしがモデルになった「ユタと不思議な仲間たち」という劇を演じている関係でたびたび同地を訪問し、芝居のイメージを深めているというが、仙養館という宿に泊まった劇団員が記念撮影した際に丸い球が写り込み、座敷わらしではないかと評判になったこともあったそうだ。<br />このように、緑風荘に火事が起きた年の夏ごろから火災当時までのあいだに、近辺で多くの不思議な体験や、目撃談が多いことがわかった。<br />火事が起きて以来、緑風荘はまだ営業が再開されていないが、現在再建にむけた計画が進められているそうだ。<br />1日も早く緑風荘の営業が再開されることを祈りたい。]]> 
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            <name>オカルト倶楽部</name>
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    <published>2016-05-30T20:39:31+09:00</published> 
    <updated>2016-05-30T20:39:31+09:00</updated> 
    <category term="都市伝説" label="都市伝説" />
    <title>車道に現れる都市伝説妖怪</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[小松川７号線は東京の篠崎方面から千葉県の船橋方面までつながる高速道路である。<br />この高速道路ではこんな怪異談が語られている。<br />ある男性がこの高速で車を走らせていると、前方の路肩に、こちらに背を向けて歩いている女性の姿が目に入った。<br />（車が動かなくなり、緊急電話にでも向かっているのだろうか？）<br />そう男性は考えたが、緊急停止している車など見た記憶はなかった。<br />それに路肩とはいえ高速である。こんなところを歩くのは危険だと思い、男性はスピードを落とし、女性を追い越した先で停車し保護しようと思った。<br />速度を落としながら、注意深く女性を見てみると、何かを点々と落としながら進んでいる。<br />女性が落としているもの、それは彼女の体の一部だった。<br />腕や肩、背中の肉。彼女の体の様々な部位が崩れ落ち、それが点々と路肩に転がっているのだ。<br />足ももげ落ち、女性は路肩に倒れ込んだ。<br />胴体に残っていた片腕が抜け、それが這う様に進み、最後は消失してしまった。<br />この不気味な女性は「ひきずる幽霊」と呼ばれる存在で、大型の車両によって引き起こされた事故の犠牲者だという。<br />事故の様子を再現しながら路肩を歩くのだと言われている。<br />このように、道路上に現れる都市伝説妖怪は数多く存在し、不気味なものからどこか笑ってしまうものまで様々だ。<br />今回はそんな道路に現れる都市伝説妖怪の数々を紹介してみようと思う。<br /><br />岡山県の東部にある中国自動車道の津山インターチェンジには、奇妙な少女が出現すると言われている。<br />白いブラウスに赤いスカート、ランドセルを背負った少女が、時速８０kmほどのスピードで、トラックや自動車の間をスキップをしながら疾走していくのだという。<br />この少女は「スキップ少女」と呼ばれるているが、別の地方のあるトンネル内にも、同様にスキップしながら追いかけてくる「スキップ少年」という存在がいる。<br />以前「１００キロばばあ」という、高速移動しながら車を追いかけてくる妖怪を紹介したが、同種の妖怪であろう。<br />他にも北海道に目撃情報がある「リヤカーおばさん」という存在がいるが、こちらもリヤカーを押しながら８０kmほどのスピードで疾走する妖怪である。<br />目撃談によると、車とスピードを競う様にして楽しそうに並走するそうで、おじさんバージョンもいるという。<br />何かしながら車を追いかけてくる存在では、「鞠つきマリちゃん」という妖怪もいる。<br />その名の通り鞠をついているのだが、鞠をつきながらもの凄いスピードで車を追い越していくのだという。<br />このように、車に対抗意識を燃やして追いかけてきたり、スピードを競ってくる妖怪は日本各地に存在しているが、どこか楽しげな印象がある妖怪たちである。<br /><br />昭和初期から平成のバブル期の頃まで残る目撃談にこんな話がある。<br />ある道路にサラリーマン姿の男性がふらふらとさまよっている。<br />何かを探しているようなのだが、男性がいるのは車道の真ん中である。<br />よくよく見れば、男性には頭部がない。<br />この男性は交通事故によって頭部を切断されてしまい、死んだあとも無くなった頭部を探し続けているのだという。<br />「首さがし」と呼ばれている妖怪である。<br />同名の存在が東京都の八王子でも語られているが、こちの「首さがし」は人魂のような姿をした存在だ。<br />なぜ「首さがし」と呼ばれるのか詳細が不明な話のためよくわからないが、大正時代頃には語られていた話のようだ。<br />また、車道に急に老婆が飛び出してきて、轢いてしまったかと思いあたりを見ても消失しているという、「飛び込みばあさん」という妖怪もいる。<br />冒頭で記した「ひきずる幽霊」と同種の話は他にもある。<br />深夜の道路を下半身だけで走る「走る下半身」と呼ばれる存在の目撃談もあるし、筆者のサイト「妖怪王」には足首だけの幽霊の目撃談もある。<br /><br />道路に出没する妖怪で極めつきなのは次に紹介する妖怪である。<br />ある人物が、深夜に車の通りがほとんどない道で車を走らせていると、ヘッドライトが照らす前方に、道路に座り込んでいる人物がいるのに気がついた。<br />運転者は慌てて急ブレーキを踏んだ。<br />急制動がかかった反動で運転手はハンドルに顔を伏せるような恰好になった。<br />人をはねたような感触はなく、運転手は胸をなでおろした。<br />それにしても、なぜ車道に人が座っているのか。<br />運転手は顔を上げてみた。<br />車道に座っているのは、大きな黒いリュックのようなものを背負った少女のようであった。<br />少女は地面に散らばった何かを必死に拾い集めている。<br />道路を渡ろうとしてリュックの中身を道路にこぼしてしまったのだろうか。<br />よくよく見てみると、少女は濡れて歪な形をした物体を拾っており、それを必死に胸のところにかき集めている。<br />長いクダのようなものや、袋状のもの・・・少女は手を真っ赤に染めながらそれらを拾い集めているのだ。<br />それが何であるかが分かった。でも、まさか・・・。<br />だが、どう見ても少女が拾っているのは、バラバラになった臓器であった。<br />肝臓や胃、腎臓、大腸・・・少女は地面に落ちている臓器を拾い集め、自分の腹に空いた穴に必死に戻しているのである。<br />少女が背負っているものもリュックではなかった。<br />大型トラックのものと思われるタイヤで、その大きなタイヤが少女の背面にめり込んでいたのだ。<br />このあまりにグロテスクな姿の少女は「内臓少女」と呼ばれる都市伝説妖怪である。<br />トラックに轢かれ死んでしまった少女の霊が妖怪化したものだという。<br />轢かれたのは突然のことだったため、少女は死んだ事を認識出来ず、事故で散らばった内臓を拾い集め続けているのだろうか。<br />そうだとしたらなんとも哀しい話だが、目撃したらトラウマになること必至の妖怪である。<br />見てきたように道路に現れる都市伝説妖怪の中には痛ましい姿をしたものも多いが、それは悲惨な事故を無くして欲しいという必死な願いの現れなのかもしれない。]]> 
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            <name>オカルト倶楽部</name>
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    <published>2016-05-25T21:47:28+09:00</published> 
    <updated>2016-05-25T21:47:28+09:00</updated> 
    <category term="都市伝説" label="都市伝説" />
    <title>スーパーマンの呪い</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[制作に関わった人間に次々と不幸が訪れる「呪われた映画」とされる作品がある。<br />有名なものでは『ポルターガイスト』などがあげられるが、意外なところでは『スーパーマン』も「呪われた映画」だとされる作品である。<br />『スーパーマン』はDCコミックが生み出した、誰もが知る典型的なヒーローものであり、数々の実写映像化作品が生まれた。<br />本作に出演した人々が、不幸に見舞われているため呪いではないかと囁かれたのだが、特に多いのが、主役であるスーパーマンを演じた俳優にまつわる不幸である。<br />１９４８年に実写映画化された際の主演カーク・アレンは、本作に出演後、全く役がつかない状態になり役者を引退せざるをえなくなる。<br />１９５１年の『スーパーマンと地底人』やその翌年に放映されたテレビシリーズで主役を演じたジョージ・リーブスは不可解な死を遂げる。<br />１９５９年、リーブが自宅で頭部に銃撃を受けて死亡しているのが発見されたのである。<br />凶器はショットガンであることが明らかになったが、リーブが死亡したのは結婚を間近に控えていた頃の事であり、自殺なのか他殺なのか、いまも死の理由は明確になっていない。<br />１９７８年から計4作が作られた『スーパーマン』シリーズでも不幸は続く。<br />１作目でスーパーマンの赤ん坊の頃を演じたリー・クイグリーは、１４歳の頃に有機溶剤の吸入により死亡する。<br />４作全てで成人のスーパーマン役を演じたクリストファー・リーブは、１９９５年に乗馬中に落馬し、首を骨折し脊椎も損傷。首から下が生涯に渡って麻痺するという大怪我を負ってしまう。<br /><br />主演俳優だけでなく、脇を固める俳優陣やその周辺の人々にも不幸が起きる。<br />１９７８年からのシリーズでスーパーマンの恋人役を演じたマーゴット・キダーは、１９９０年代に精神疾患を患い、ある日失踪してしまう。<br />最終的には他人の家の庭をさまよっているところを発見され、症状が相当に重度なものであることが明らかになった。<br />また、同シリーズの4作目に出演した、マリエル・ヘミングウェイ（文豪アーネスト・ヘミングウェイの孫）の姉で、同じく女優のマーゴ・ヘミングウェイが１９９６年に死亡している。<br />マーゴもキダーと同じ種類の精神疾患を患っており、死因は精神薬の過剰摂取であったが、自殺なのかどうかはわかっていない（ちなみに死亡日は祖父のアーネストと同じ日であった）。<br />他にも、同シリーズに出演以後、家庭で度重なる不幸が起きた俳優がいる。<br />スーパーマンの父役を演じた、名優マーロン・ブランドである。<br />息子のクリスチャン・ブランドが、１９９０年、異母妹シャイアンの恋人を射殺してしまう。<br />シャイアンはこの事件のショックから立ち直る事が出来ず、２０代で自殺してしまった。<br />ブランド自身も晩年は肺の病気や癌など、様々な病気をわずらって死去した。<br />このように『スーパーマン』に関わった人々が次々に不幸になったことから、一連の事態は「スーパーマンの呪い」と呼ばれるようになった。<br />ただ、呪いのせいだとする不幸は、かなり広範囲に及ぶため、「スーパーマンの呪い」はこじつけに過ぎないとする見方もある。<br />その一方で俳優の中には呪いを信じる人間も多く、「スーパーマン」の映像化作品ではキャスティングに難航することも多いのだという。<br /><br />また、「スーパーマンの呪い」では、主演俳優に不幸が相次いだが、これにはある共通点が存在しており、そこから派生した不幸だとも考えられている。<br />カーク・アレン、ジョージ・リーブス、クリストファー・リーブ。彼ら3人は共に、スーパーマン出演以後に、役者としての危機を迎えているのである。<br />カーク・アレンがスーパーマンを演じたあとに役者生命が長くは続かなかったのと同じ様に、ジョージ・リーブスやクリストファー・リーブも役者として危機的な状況に陥っている。<br />特にジョージ・リーブスは役がつかないことを悩み、その後、鬱病状態となっていたようで、前述の事件も精神の不安定さがもたらせた自殺だったのではないかという説もある。<br />スーパーマンを演じた俳優に不幸が起きるのは、その役柄ゆえのことだと言えるかもしれない。<br />スーパーマンは、スパイダーマンやバットマンと違い、仮面を被らずに素顔のまま戦うヒーローであり、しかも、絶大な人気を誇ったキャラクターでもある。<br />一度スーパーマンを演じてしまうと、その強いキャラクター性のため、以後は何を演じてもスーパーマンにしか見えなくなってしまう。<br />それが役者生命に危機を呼んでしまう、とも考えられるのだ。<br />誰もが知る存在になることは、役者としては悦ばしいことであり、目指すべきことでもある。<br />だが、強烈なキャラクター性をもつ役柄を演じる事でそれを成し遂げると、それはむしろ逆効果を生んでしまうのである。<br />人々の平和を守る存在であるスーパーマンは、演じる方にとっては非常に危険な存在なのだ。<br />２０００年代に入ってからも、「スーパーマン・リターンズ」（２００６年　主演：ブランドン・ラウス）や「マン・オブ・スティール」（２０１３年　主演：ヘンリー・カヴィル）など、スーパーマンの映画が公開されている。<br />２１世紀のスーパーマンを演じた彼らが、それまでの役者陣と同じような不幸な道を辿らずにすむことを祈りたい。]]> 
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            <name>オカルト倶楽部</name>
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    <published>2016-05-13T09:12:24+09:00</published> 
    <updated>2016-05-13T09:12:24+09:00</updated> 
    <category term="都市伝説" label="都市伝説" />
    <title>アンジェリンの看板</title>
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      <![CDATA[なんのために存在しているのかわからない意味不明なもの。それが都市伝説として様々な憶測を生みながら広まっていく事例がある。<br />ロシアのある地域で傍受できる一日中ブザー音を鳴らし続けているだけの謎の短波放送「UVB-76」、一時期都内のあちこちに貼られた力士の顔が重なったような不気味なデザインの「力士シール」などが例としてあげられるだろう。<br />１９８０年代から９０年代後半にかけてのアメリカでも、意味不明な広告が非常に大きな注目を集めた事例がある。<br />それは、ロサンゼルスのビルの上に突如出現した「アンジェリンの看板」と呼ばれる広告看板である。<br />上に掲げた画像が「アンジェリンの看板」だが、ご覧のようにセクシーな女性の絵と「Angelyne」の文字、そして下の方に小さく電話番号が書かれているだけの意味不明な広告看板なのだ。<br />これではいったい何を告知しているのか皆目見当がつかない。<br />ビル看板の中にはそのビルに入っている会社名を表示しただけのものなどもあるが、この看板が設置されたビルには「Angelyne」などという会社は存在していない。<br />視点を広げ、付近を見てみても「Angelyne」という名の会社や店があるわけでもない。<br />この地域で暮らす人々は不思議な思いをしながら、ただ看板を見つめるしかなかった。<br />あまりに広告の依頼がないので、ビルの持ち主が酔狂で自分の好みのタイプの女性を描かせ掲示したものではないか、そんな憶測も呼んだが、どうもこれも違った。<br />なぜなら、ロサンゼルスのいたるところで「アンジェリンの看板」が設置されるようになったからだ。<br /><br />ロサンゼルスの様々な場所に「アンジェリンの看板」が掲げられる様になると、今度は看板が設置が設置された付近に「ANGELIN」という名のストリップクラブのチェーン店でもできるのではないかという憶測ものぼったが、そんなチェーン店はありもしないし造られることもなかった。<br />この謎を解明出来る見込みがあるのは、この看板の唯一の意図であると思われる電話をかけてみることだけであった。<br />電話をかけてみると、自動音声が流れアンジェリンという女性のファンクラブが存在し費用は年２０ドルであることが案内されるだけだった。<br />電話をかけた人も、受話器を置いてこう口に出してみるしかない。<br />「アンジェリンって誰だ？」<br />謎は解明されないまま、「アンジェリンの看板」はロサンゼルスだけでなく、ニューヨークやワシントンD.C.など他の大都市圏でも見られるようになった。<br />さらに「アンジェリン看板」の増殖は続く。アメリカ国内だけに留まらず、海をも渡った。<br />ドイツやイギリスなどのヨーロッパ圏にも現れ、あまり話題にならなかったようだが日本にも設置されたという。<br />驚くべきはその数で、ドイツだけで１５００枚、総数はあまりに多く把握しきれないほどにのぼった。<br />そうなると気になってくるのが広告費用である。大きさはまちまちだが、巨大なものではひと月で数百万かかるものもある。<br />少なく見積もってもひと月に２億円以上の出費だと考えられた。<br />大企業が商品のプロモーションにかける費用にも匹敵する額である。<br />それだけの費用をかけておいて、用意されているのは誰も知りもしない女性個人のファンクラブの存在を知らせる告知だけ。<br />世界中に増え続ける「アンジェリン看板」の謎は深まるばかりだった。<br /><br />こうなると憶測するしかない。様々な説が噂されるようになった。<br />大富豪の愛人説、莫大な費用をかけた金持ちの暇つぶし説、ロシアの諜報機関が使用している暗号説。<br />次第に現実離れした憶測が生まれていくなか、１９９５年になって謎に包まれていアンジェリンの人物象がはじめてメディアで紹介されることになった。<br />アンジェリンの秘書だという人物が電話取材に答え、彼女の経歴を語ったのだ。<br />アンジェリンはアイダホ州で生まれたが、わずか５歳の時に両親を亡くしてしまう。<br />成長した彼女はパンクバンドのボーカルを担当し、映画の脚本を書いたこともあった。<br />また、彼女は霊能力にも目覚めた。<br />死んだ人間と会話が出来るようで、ある時にマリリン・モンローからこう言われた。<br />「次のセックス・シンボルになるのはあなただわ」<br />このモンローのお告げに衝撃を受け、アンジェリンはなにをすべきか悟った。<br />つまり、広告看板を設置したのはマリリン・モンロー級のセックス・シンボルになるためだというのだ。<br />莫大な費用をかけ至る所に看板広告を設置した理由にしては、ぶっ飛び過ぎていて戸惑う話だ。<br />それだけの費用があるのなら、目的を遂げるやりようは他にいくらでもありそうなものである。<br />なぜ看板広告をつかったあんな不可解な方法なのか？　それに彼女はどのようにして広告費用を捻出しているのか？　それらの答えは得られなかった。<br />人物像はぼんやりと明らかになったものの、謎の核心は残されるままになった。<br /><br />この頃、アンジェリンはロサンゼルスで人々に目撃されるようにもなった。<br />彼女のトレードマークであるピンクのコルベットは看板でも使われており、その車から降りる姿などを発見されるようになったのだ。<br />ネット上ではアンジェリンの目撃情報が飛び交い、様々な媒体でインタビューにも答える様にもなり、彼女の知名度は高まっていった。<br />ファンクラブの会員数は２万人にのぼり、「アンジェリンの看板」はハリウッド進出も果たす。<br />１９９５年の映画「ゲット・ショーティ」では主人公が「アンジェリンの看板」を見上げるシーンがあり、１９９７年の映画「ボルケーノ」では火山の噴火によって彼女の看板が吹き飛ばされる。<br />近年では２０１２年のミュージカル映画「ロック・オブ・エイジス」で、再現された８０年代の町並みの中で「アンジェリンの看板」が登場している。<br />ここまでくると、「アンジェリンの看板」はもはやアメリカの町並みを象徴する景観のひとつだ。<br />アンジェリンは「ビルボード（看板広告）の女王」と呼ばれる様にもなった。<br />さらに、アンジェリンは２００３年にカリフォルニア州の州知事選挙にも出馬し、俳優アーノルド・シュワルツェネッガーと選挙戦を争うことになった。<br />さすがに人気俳優には遠く及ばず、アンジェリンの得票数は２５００票に留まり落選した。<br />ところで、広告費用の捻出方法や、不可解な看板広告を出した理由とはなんだったのか？<br />多くの媒体で同様の質問をうけているが、広告費用については「ファンクラブの会費やグッズ販売の収益、それに投資でまかなっている」と答えており、「大金持ちの後ろ盾がいるのでは？」という憶測を明確に否定している。<br />ファンクラブが２万人いるとしても年で４０００万円の売上である。<br />グッズ販売を加えても、莫大な広告費用を捻出することは到底できない。<br />だとするとアンジェリンは相当にやり手の投資家なのだろうか？<br />いまだ明確な裏付けはなされていないようで、真実なのかどうかよく分かっていない。<br />看板広告を出した理由の方は、「大きいものが大好きだから！」などと答えており、まったく要領を得ない。<br />さらに、「成功の秘訣は？」と聞かれて「幽体離脱の経験を持つこと」と答えたり、質問の多いインタビュアーの手にいきなりピンを刺してみるなど、油断ならないエキセントリックすぎる発言や行動も多い。<br />彼女がセックス・シンボルになる夢を実現出来るのかどうかという点も気になる。<br />彼女の写真を見ると、確かにセクシーなお姿をしているものの、大分お年を召されているような・・・。<br />知名度を上げるには、あの不可解な看板広告では時間がかかり過ぎてしまったようだ。<br />実物の彼女の姿にご興味のある方は、ネットで「angelyne」と検索するとたくさん出てくるので、ぜひ探してもらいたい。<br />アンジェリンは存在自体がいまだつかみどころのない都市伝説のようで、結局のところその素性は謎のままだ。<br />だが、彼女は彼女流のやり方で「女王」と呼ばれる存在にまで上り詰めた人物であることだけは、間違いなく事実である。]]> 
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            <name>オカルト倶楽部</name>
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    <published>2016-04-20T20:40:17+09:00</published> 
    <updated>2016-04-20T20:40:17+09:00</updated> 
    <category term="都市伝説" label="都市伝説" />
    <title>漫画・アニメの封印作品伝説</title>
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      <![CDATA[「封印作品」を紹介したいと思う。<br />権利的な問題や内容や描写があまりに過激なものなど、封印作品となる理由は様々だが、今回取り上げたいのは、差別問題による封印作品である。<br />昨今、出版業界もテレビ業界も、差別問題に関しては非常に敏感で、当時は問題が無かった描写でも、現在では出版・放送ができなくなった作品が多数存在する。<br />もちろん、差別を撤廃しようという活動自体はとても有意義な事である。だが中には、これは少しやりすぎではという印象を持ってしまうものもある。<br />差別問題のなかでも、特に多くの封印作品を生んだものに黒人差別問題がある。<br />黒人差別撤廃運動を行っている団体は国内に数団体確認できるが、大阪府堺市に本拠を持つ「黒人差別をなくす会」は漫画や小説、テレビ番組など様々な作品・番組に対する抗議活動を行ってきたことが知られている。<br />その活動で有名なもののひとつに、藤子不二雄の『オバケのQ太郎』のあるエピソードに対する指摘がある。<br />この指摘を受けて『オバケのQ太郎』は、1988年から2008年までの20年もの長期にわたる絶版状態になった。<br /><br />確かに同会から指摘された『オバケのQ太郎』のエピソード「国際オバケ連合」は、問題のある内容であった。<br />世界各国からオバケの代表が正ちゃんの家に集まり会議を行うというストーリーなのだが、アフリカ代表のオバケは人食い人種を彷彿とさせる「バケ食いオバケ」であるとして、他の国のオバケから悪口を言われるエピソードが存在するのだ。<br />この指摘を重く見た出版社は、1988年に同作品を掲載した「オバケのQ太郎」てんとう虫コミックスバージョンと藤子不二雄ランドバージョンの該当の巻が収録された単行本を回収する事態となった。<br />さらに、『オバケのQ太郎』の全ての増刷も行われなくなり、完全に絶版状態となった。<br />この状態は2009年まで続くのだが、絶版状態が続いたのには別の理由があった様で諸説語られている。<br />『オバケのQ太郎』は藤子不二雄Aと藤子・F・不二雄の両者が共同で権利を保有する作品であり、権利関係が複雑になっているためではないかと見られていた。<br />だが、現在では亡くなった藤子・F・不二雄の遺族が了解していなかったためだとする説が有力視されているようである。<br />この『オバケのQ太郎』の黒人差別問題に関して、出版社側は『バケルくん』第2巻に収録された黒人が出てくるエピソードや、『藤子不二雄の漫画百科』『ジャングル黒ベエ』なども封印してしまった。<br />『ジャングル黒べえ』も主人公の黒ベエが、黒人を未開人のような容姿で描いており、それを出版社が差別と受け取られる事を危惧し、早めに処置をとったようだ。<br /><br />この黒人の差別的描写の問題は、他の作家の漫画作品にも飛び火した。<br />「黒人差別をなくす会」は、1990年9月、手塚プロダクション、手塚治虫作品を出版する出版社に内容証明を送った。<br />黒人が差別的に描かれているため、なんらかの手を加えるべきだとするものであった。<br />これにより、当時各地で開催されていた「手塚治虫展」で、黒人の出てくる『ジャングル大帝』のパネルが撤去され、パンフレットからも削除されることになった。<br />その後、手塚治虫の名作『ジャングル大帝』も、しばらく出版できない状態が続くことになった。<br />しかし、手塚治虫が故人のため描きなおしが不可能であることや、手塚に差別意識がなかったことが考慮され、当時の時代背景を示すものであるという断り書きを巻末につけることで再び出荷が開始された。<br />他にも、佐藤正の『燃える！お兄さん』、鳥山明の『Dr.スランプ』、秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に黒人の差別表現があったとして修正がなされている。<br />ちなみに佐藤正の『燃える!お兄さん』は、連載当初、佐藤の師匠である新沢基栄の代表作『三年奇面組』『ハイスクール奇面組』と酷似しているとして批判を浴びたが、他にも差別問題に絡む問題が発生したことがあった。<br />それは「サイボーグ用務員さんの巻」という回で、主人公のお兄さんが用務員になった担任をさんざんに馬鹿にする下りがあり、用務員に対する職業差別だと言う論議が巻き起こった。<br />この議論は少年ジャンプの回収騒動にまで発展することになった。<br /><br />黒人差別問題で封印作品となった作品で最も有名なものは、絵本の『ちびくろサンボ』であろう。<br />こちらも１９８８年に、各社廃刊に追い込まれている。<br />元々の原話はインド人の少年の話だったが、アメリカでは黒人の話に置き換えられて発売された。<br />そのうち、この話が差別的だという声があがるようになった。その理由として以下のようものがあげられている。<br />１、「サンボ」とは、黒人呼称の差別語である。<br />２、バターになった虎を食べるサンボに、大食らいのイメージを与えている。<br />３、サンボの派手な衣装は、黒人のファッションセンスを馬鹿にしている。<br />４、散歩をしているサンボは、黒人が怠け者だというイメージを与えている。<br />他にも、理由は沢山あるのだが、このへんにしておこう。<br />結局、各社自主回収され、その後は『チビクロさんぽ』『トラのバターのパンケーキ』とタイトルを変えて刊行された。<br />最近では、差別に該当しないと判断し、『ちびくろサンボ』のタイトルで復刊する企業も増えてきた状況にある。<br /><br />他にも黒人差別に該当しているのではと噂されるキャラクターや漫画は多い。<br />「クレクレタコラ」というタコの主人公が演じる実写モノがあるが、これなどはタコラが黒人に似ていると指摘され問題になった。<br />画像の右上のキャラクターがタコラだが、どうみても抽象化されたタコであり、筆者が見る限りでは問題はないと思うのだが・・・。<br />むしろ、「クレクレタコラ」で問題になりそうなのは、作品の内容のほうである。<br />タコラはなんでも物をほしがる性格で、そのためならどんなことでもする。<br />詐欺や盗みなどは序の口で、毒を盛る、縛り上げた他のキャラクターを弓矢で射る、爆破する。なんでもありである。<br />スイカ割りをする回では、タコラによって親友のキャラが失明させられたりもする。<br />さらには本作の220話には「気違い真似して気がふれたの巻」という、現在では放送禁止用語そのままな回もある。<br />作中でも「気違い」のフレーズが連発され、内容も相当に危ない。<br />気が狂った真似をしていたタコラは、嘘がばれてみんなから袋だたきにあう。そして、叩かれ過ぎたタコラは本当に気が狂っておしまい、というすごい話であった。<br />ちなみに本作自体は封印作品ではない。近年CS放送などでも放映されたが、さすがに「気違い真似して気がふれたの巻」だけは内容が危険すぎて放送出来なかったようである。<br />他にはアニメ「ムテキング」に出てくる悪役の「クロダコブラザーズ」なども黒いタコが黒人を連想すると指摘されている。<br />最近でも、TV番組「ダウンタウンDX」に出てくる郵便ポストのキャラ「トスポくん」、女性からの人気が高い「ピングー」なんかも問題視されている。<br />郵便ポストとペンギンのキャラにそこまで燃えなくとも良いと思うのだが・・・。]]> 
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            <name>オカルト倶楽部</name>
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    <published>2016-03-29T14:29:52+09:00</published> 
    <updated>2016-03-29T14:29:52+09:00</updated> 
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    <title>ブラック・アイド・キッズ</title>
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      <![CDATA[「ブラック・アイド・キッズ（Black Eyed Kids）」＝「黒い目の子供たち」と呼ばれる存在が、近年アメリカで注目を集めている。<br />その名の通り目玉に白目の部分が無く、瞳の全てが黒い子供たちである。<br />頭文字をとり「BEKs」とも呼ばれる彼らは、遠目には普通のティーンエイジャーのようにも見える。だが、近づいてみるとその姿は異様で、戦慄を覚えたという目撃談が多数存在しているのである。<br />彼らは複数で行動するようで、執拗に他人のプライベートな空間に立ち入ろうとする。<br />彼らの目的などは一切不明で、不可解な話が多い。<br />目撃談の中からいくつかを紹介してみよう。<br />ブラック・アイド・キッズの最初の目撃事例は、1998年にジャーナリストのブライアン・ベテルが駐車場で目玉の黒い二人の子供に遭遇した事件である。<br />ベテルが車内にいると二人の少年が近づいて来た。<br />少年たちは、車で家まで送ってくれと頼んできたが、威圧的な雰囲気を感じたベテルが拒否すると、少年たちは錯乱したようになり、強引に車のドアを開けようとしたという。<br />その時、ベテルは少年たちが黒ずんだ異様な目をしていることに気がついた。<br />恐ろしくなり慌てて車を発進させて逃げたのだという。<br /><br />2008年には、カンザス州・ハッチンソンにて、ケイティーという名の女性がブラック・アイド・キッズに遭遇している。<br />彼女が仕事を終えて帰宅すると、自宅敷地内の玄関に続く道に、１５、６歳と思われる二人の少年がいることに気がついた。<br />彼らはパーカーを着ていて、一人は長髪だった。アメリカのどこの街にもいそうな風貌の若者だが、ケイティーは不安を感じていた。<br />この少年たちは何ヶ月も前から夜遅い時間に付近をうろついている姿を目撃されていて、近所でも噂になっていたのだ。<br />不気味に思ったケイティーは道路を横断するとすぐに玄関に入ろうとした。<br />だが、不安を解消しておこうと思い、勇気を出して自分の敷地に入った理由を訪ねた。<br />すると、少年たちは「電話を貸して欲しかった」と答えた。<br />ケイティーはこの答えを不審に思い、「電話は持っていない」と答えた。<br />少年たちは今度は「水を飲ませて欲しい」と言ってきた。<br />この時、彼女は玄関の鍵を開けているところだったが、彼らのしつこさに怒りを覚え、少年たちの方を振り向いた。<br />すると、彼らの目に白い部分がなく全てが黒いことに気がついた。ケイティーは自宅に駆け込み、鍵をかけた。<br />恐怖におののき、呼吸を整えていると、ガラスの窓越しに彼らがこちらを見ていることに気がついた。<br />ケイティーは家中の戸締まりを確認して回り、再び窓の外を見た。<br />少年たちはまだそこにいて、ケイティーが家に招き入れてくれることを待っているかのように、彼女の方を見ていた。<br />ケイティーはキッチンに移動し震えていた。<br />しばらくしてボーイフレンドが帰宅すると、ようやく彼らは去って行ったのだという。<br /><br />あるウェヴサイトには１６歳の少年によるブラック・アイド・キッズとの遭遇体験談も投稿されているが、かなり興味深いエピソードとなっている。<br />夜１１時頃、投稿者は家の庭でスケートボードをして遊んでいた。<br />しばらくして、疲れたので休んでいると、2人組の少年がこちらにやってきた。<br />一人はブロンドの髪で、もう一人は少し年下のようだった。<br />ブロンドの少年から声をかけられ、こんな会話を交わしたという。<br />「ねえ、電話をかけたいから、君の家の電話を使わせてもらってもいい？」<br />「電話なら、おれの携帯電話を貸してあげるよ」<br />すると彼らは何も答えず、じっと見つめてきた。投稿者は彼らが不気味な真っ黒い瞳をしていることに気がついた。<br />ここで驚いて逃げ出しそうなものだが、投稿者は少年らしい素朴な疑問を彼らに投げかけた。<br />「ねえ、そのコンタクトどこで買ったの？」<br />ブロンドの少年は、「コンタクトじゃない」と平坦な声で答えるだけだった。<br />「力になれなくて悪いけど、おれは家に戻るよ」<br />そう言って、投稿者が家の中に入ろうと歩き出すと、後ろからブロンドの少年に肩をつかまれ、こう言われた。<br />「君は家の電話を僕らに貸すんだ。僕らを家に入れたくないだろうがそうはいかない。僕らは君の家に行くんだ」<br />その言葉に戦慄を覚えた投稿者はブロンドの少年を殴った。<br />そして、肩をつかんでいた手が離れた隙に、家に駆け込むと、投稿者は怖くて自分の部屋で震えていたのだという。<br />数時間後、部屋の窓から庭を覗いてみると、彼らはまだそこにいて投稿者の部屋を見つめていた。<br />母親に不気味な少年たちの話をしたが信じてもらえなかったという。<br /><br />「ブラック・アイド・キッズ」とは一体何者なのだろうか。<br />アメリカのネット界隈でもかなりの話題となり、様々な説が唱えらえている。<br />例えば「吸血鬼」や「エイリアン・チルドレン」だとする説などである。<br />これらは吸血鬼との戦いを描いたコミック「ブレイド」などの目が単色に染まる吸血鬼や、宇宙人のグレイなどにも白目が存在しないという、ビジュアル的な類似点から類推されたものだろう。<br />一番現実的な説としては、やはり「カラーコンタクトを使った悪戯」というものも唱えられているが、数時間もの間、家の敷地内に留まっていることからも悪戯だとしたら相当に質が悪い。<br />ブラック・アイド・キッズが恐ろしいのは、得体の知れない存在にプライベートな空間が侵されるかもしれないという不安にあるだろう。<br />ましてや黒く染まった目をした少年たちである。否が応でも不安と恐怖に駆られてしまう。<br />彼らがいったい何の目的で家に入ろうとしているのか、その不可解さもまた不気味であるが、実際に家に招き入れてしまった報告などはまだ無いようである。<br />報告できなくなるような恐ろしい事態が待っているのだろうか。<br />いずれにしろ、ブッラク・アイド・キッズは好ましい客人とはならないことだけは確かであろう。]]> 
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            <name>オカルト倶楽部</name>
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