同時に類似の村が各地でささやかれた。
アメリカからやってきた殺人者がジェイソンのマスクを被り、村人を殺しまくる「ジェイソン村」なども噂された。
ジィソンのソンが「村(そん)」と重なるため、洒落が都市伝説を生んだのであろうか。
この「ジェイソン村」だが、茨城、神奈川、群馬、熊本、東北などでうわさされており、第二の杉沢村に迫る勢いである。
また犬鳴峠の付近にある「犬鳴村」などは、近寄る若者に対して住民が鎌を持って追いかけてくるとも言われたが、実はそんな村は存在しないという事になっている。
神への生け贄のために、戸籍のない子供を育てる「生け贄の村(或いは島とも言われる)」、村人が夜になると蘇る「死人村」という噂も筆者は聞いたが、実際には中国にある村で中国国内でも怪しい地名だと言われているようだ。
他にも奇病に感染した住民ばかりが住む山村の噂も聞いた。
一躍○○村は、都市伝説の人気分野となってしまった。
それもこれも「杉沢村効果」である。