他にも巨匠たちのシンクロニシティは終らない。
石ノ森章太郎の未完の大作「サイボーグ009・神々との死闘編」は、今もファンの多い作品である。
この作品に関する石ノ森章太郎の構想ノートが一部、NHKの番組で公開された。
すでに石ノ森章太郎の長男である小野寺丈の手によって小説化されているのだが、このノートの中で石ノ森章太郎は幾つかの未来予言をしている。
98年に没する前に2005年までにテロや災害が世界を襲うと断言しており、しかも、このサイボーグ009の構想ノートには2011年に神々とサイボーグ009の戦いが始まると記しているのだ。
これはまるで、近年噂されている「2012年ハルマゲドン説」と近いではないか。
石ノ森章太郎の叡智は、まさに神々の域まで達していたのであろうか。
サイボーグ009の神々との戦いは、石ノ森章太郎の叡智と神々の戦いではなかったのだろうか。