他にはこんなバージョンもある。
カツオが町内の福引でハワイ旅行を当て、サザエさん一家が海外旅行に行く事になる。
だが、フライト中に飛行機が墜落しサザエさん一家は海に落ちてしまう。
こうして、波平は波、フネは小船に、サザエさんはサザエに、イクラちゃんはイクラ、タラちゃんはタラ、カツオくんはカツオ、ワカメちゃんはワカメ、マスオさんは鱒、ノリスケくんは海苔、タイ子さんは鯛に戻り、海の生物に戻ってしまうというのだ。
このふたつの最終回都市伝説は80年代の末期に流布しているが、元ネタは漫画家のしりあがり寿氏が、多摩美術大学時代に漫画研究会の会誌「タンマ」に描いた「サザエさん」のパロディ漫画「サザ江さん」ではないかと、サザエさん研究のバイブル「磯野家の謎」(飛鳥新社)は指摘している。
理由は、この漫画のストーリーが都市伝説の内容とほぼ同じだからだという。