考古学の世界では「レビー小体型痴呆症」では説明がつかないどころか、実際に小人が生息していた可能性がある化石が発掘されている。
オーストラリア・ニューイングランド大やインドネシア考古学センターのチームが、2003年インドネシア・フローレス島・リアンブアの洞窟にて身長1mのミニ人類を発見したのである。
今回発掘された個体は成人女性の骨で1万8000年前のものだと言われている。
特に頭骸骨、大腿骨、腰骨などはかなり良い状態で発見されたとのことだ。
また2005年の10月には、別の個体と推測される顎の骨も発見されおり、一体の突然変異ではないことがわかった。
しかも、小型の象の骨も一緒に発掘され、火をおこした跡もあることから、火を使う技術があった事が判明した。
このミニ人類の学名は「ホモフロレシエンシス」と呼ばれ、1万2000年前まで棲息したのが確実視されているのだ。