年末になると町角で鳴り響き、人々もすっかり年末の曲として認識しているベートーベンの「交響曲9番」。
実はこの交響曲9番に纏わる不気味な噂が音楽業界にある。
交響曲9番を作ると、その作曲家に不幸が襲い掛かり、時には死に至ることがあるという。
そのため、多くの作曲家は交響曲9番を作りたがらない。
この交響曲9番の呪いは、ベートーベンの死後、語られるようになった。
ハイドンが考え出した交響曲を音楽として完成させたのは天才・ベートーベンである。
彼は56年の人生で9番までしか交響曲を書いていない。
ベートーベンは、合唱つきの第10交響曲を作ろうとしていたのだが、あえなく死んでしまった。
このベートーベンの無念が呪いとなり、交響曲9番を作ったあと、作曲家たちは死亡するというのだ。
この呪いで死亡した作曲家は
ブルックナー
ドボルザーク
ヴォーン・ウィリアムズ
である。