このように童謡には不気味な解釈が付加する事が多い。
「あぶくたったにえたった」とは、飢饉の時に人間を煮て食べてしまうという歌らしい。
その証拠に、不可解な台詞がある。
「あぶくたった煮えたった♪煮えたかどうだか、食べてみよう♪むしゃむしゃむしゃ♪」
想像すると背筋に寒いものが走るのは私だけであろうか。
他にも奇妙な噂のつきまとう童謡はある。
「とおりゃんせ、とおりゃんせ、ここはどこの細道じゃ、天神さまの細道じゃ、ちっととうしてだしゃんせ♪」
この「とおりゃんせ」は多くの子供たちに歌い継がれている名曲である。
この歌の舞台は、埼玉県川越市にある三芳野神社(807年建立)だと伝えられている。