また、「となりのトトロ」に関しても、様々な都市伝説が飛び交っている。
放映直後、入院中だった病弱な母親が死亡してしまったという勝手な後日談や、「トトロ」や「まっくろくろすけ」は、母親がいない生活に不安を感じたメイとサツキが生み出した幻覚であるとか、或いは実在の妖怪であり、子供たちの豊かな感性が異界と交流した結果であるとか。
更に不気味なフォークロアによると、メイは英語でMAYと表記され、5月をさしている。
同様にさつきは、日本の古い表現で5月をさしており、二人とも5月=春という意味の名前である。
言わば二人の少女は春の精であり、あの作品そのものが春の到来が生み出した幻だとか。
この作品の裏読みも無限大に拡大していく。