スタジオ・ジブリの制作するアニメの評価は世界的にも高い。
筆者も大学時代から公開時にはなるべく足を運び、楽しんでいる。
多くの人々がジブリ作品で自分の子供時代を連想し、懐かしい昔に想いを馳せる。
そのため、多くのファンジーや妄想が抱かれるのだろうか。
ジブリ映画に関する都市伝説は多い。
例えば「風の谷のナウシカ」は、風にのって飛行するときノーパンであったと言われている。
大学時代、筆者はナウシカのテレビ放送を見終わった友人から「ナウシカは、確かにノーパンだった!」というくだらない電話(友人にとっては一大イベントだったかもしれないが…)を深夜にもらった記憶がある。
今思い出してみると、当時既にアニメや漫画に纏わる都市伝説が成立していた可能性が高い。
この「風の谷のナウシカ」には他にも伝説がある。
ナウシカの住む「風の谷」とは近未来の北海道にあるアイヌコタンが舞台であるとか、「ナウシカ」はアイヌの血をひく未来の日本人だとか、或いは「トルメキア」が「風の谷」に侵攻する行為そのものが、ヨーロッパ人によるネイティブアメリカンへの侵略行為を暗示しているとか、日本人によるアイヌ民族への侵略行為を意味しているとか、様々な伝説がささやかれている。
勿論、公式な設定ではなく、作品を鑑賞した人々の感想が都市伝説化しているようだ。