漫画やアニメの様々な作品に都市伝説が存在するが、作品そのものがやばいのが「デビルマン」である。
フィギュアの原型を作ったり、OVAや研究本を作ると、悪魔の呪いがかかり事故や病気になると噂されているが、映画「デビルマン」にも呪いが噂されている。
不動明役の伊崎央登は、公開後2004年10月からろくな事がなかったとコメントしており、11月には所属するグループ名「FLAME」からメンバー・金子恭平が脱退した。
牧村美樹役の酒井彩名は、映画が製作中だった2004年2月15日に自転車で道路を横断中のバイクと接触し、顎から首にかけて怪我したという。
牧村美樹が原作で首が切断される事を考えたら、不気味な負傷箇所である。
また、出演者の洞口依子2004年1月に子宮ガンの告知を受け子宮・卵巣の全摘手術を受けている。
これもキャスティングの後であり、奇妙な因縁を感じる。
ミーコ役の渋谷飛鳥も、実家のある新潟市北区が地震の被害を受ける。
またニュースキャスター役のボブサップも、2004年5月22日のK-1 ROMANEXで藤田和之と対戦し、日本人相手にリアルファイトで初のギブアップ負けを喫している。
またプロレスでも、せっかく手にしたIWGPヘビー級のタイトルも返上する事になった。
また重森隆夫役の大沢樹生も、妻・喜多嶋舞と公開の翌年2005年9月20日に離婚している。
更に、呪いの連鎖は那須博之監督にも忍び寄る。
2005年2月27日に肝臓がんのため東京都調布市の病院で死去したのである。
また2005年8月8日には、那須監督の義父である作家の野木英雄が、肺気胸のため死去したのだ。
こうして、「デビルマン」の都市伝説が完成し、誰もが恐れる作品となったのだ。
そもそも「デビルマン」の原作者である永井豪自身、霊感が強く『手天童子』執筆中には鬼が出没し、岐阜に鬼のミイラを取材にいったときも不吉なことが起こったという。
やはり、漫画とは天から降りてくる啓示そのものなのかもしれない。