「ミンキーモモ」「桃の天然水」に一致する「桃」というキーワードであるが、本来「桃」は「桃太郎」「桃の節句」に代表されるように子供たちを守護する目出度い食べ物であった。
更に古い起源を辿れば神話時代にまで遡る。
日本を創生した神、イザナギとイザナミだが、火の神を産んだ時に陰部を火傷し、妻のイザナミが亡くなってしまう。
夫のイザナギはイザナミに逢いたい一心で、死者の世界である黄泉の国まで妻に逢いに行くが、そこにいたのは全身にウジが湧き、醜い姿となったイザナミであった。
その姿を見た夫・イザナギは逃げ出すが、イザナミ、雷(いかづち)、黄泉醜女(よもつしこめ)らが追跡する。
追い詰められたイザナギは、桃の実を投げつけて逃げ切ることに成功した。
つまり、桃は魔物を撃退する果実であったのだ。
何故女性タレントに不幸がおきたり、地震が起こったりするのであろうか。
これはひとつの仮説に過ぎないが、女性タレントやミンキーモモは、黄泉の国の供物にされてしまったのではないだろうか。