これは戦前から噂される都市伝説である。
現在の60代~70代の方が学生時代に聞いたと証言する事が多い怪談である。
怪人「赤マント」は学校の古いトイレに入ったときに出るという。
学校によっては、奥から○番目と特定の個室に出る事もある。
用を足していると、どこからかともなく不気味な声が聞こえる。
「赤い~マントはいらんか~」
まるで消え入りそうな小さな声だ。このとき
「いる!!」
と言うと、まるで赤いマントを身にまとったかの如く、自分の血で衣服を赤く染める事になる。
つまり、怪人「赤マント」に殺されてしまうのだ。