また、漫画家の麻宮騎亜(あさみやきあ )は、長い間、アニメーターのキクチミチタカとの絵の類似性を指摘されてきた。
その度に、両者は全くの別人という公式見解が発表されてきた。
だが、近年同一人物である事を認めている。
つまり、漫画家の麻宮騎亜(あさみやきあ)の本名がキクチミチタカであったのだ。
別人のふりをした理由として、アニメーター出身の漫画家が差別される傾向があり、その出自を隠すために別人のふりをしたというのだ。
他にも死亡説が流れた漫画家は多い。
白倉由美や江口寿史にも死亡説が囁かれた。
江口寿史に至っては、寡作なうえ「ピンクのワニが見える」という一連の奇怪な発言もあり、そのような噂が流れたものと推測できる。
人気作品「金色のガッシュ!!」の著者・雷句誠にも死亡説が噂された事がある。
二代目・雷句誠に連載途中から交代し、話の展開が初期とは変わってきたという都市伝説が囁かれた。
当然あくまで噂であったのだが、雷句誠が原画の紛失を巡り小学館を糾弾する事件があり、そのあたりの編集との人間関係が作品に投影され、読者が本能的に死亡都市伝説を唱えたのかもしれない。
これら死亡説などが囁かれる背景には、漫画家の職場環境がいつ突然死しても不思議じゃない過酷なものである事が関係しているのかもしれない。