王子稲荷が東京の最強心霊スポットである。
昭和の頃まで狐火が出たし、実際に祟り事件も多かった。
逆にお参りすると効果があり、受験や恋に関する願望をかなえてくれる最強の神社なのだ。
お岩稲荷、将門の首塚よりもこの王子稲荷こそ最も崇拝されるべき不思議なエリアだ。
王子稲荷と言えば、知らぬ者はいないぐらいに東京では有名だ。
元享2年(1322)に、地元の豪族・豊島氏が王子権現の分社を勧請し、この辺りが王子という地名になった事から、王子稲荷と次第に呼ばれるようになったという。
この王子稲荷が祟ったということはあまり知られていない。
実は明治の頃まで王子稲荷は、狐狸(こり)が跋扈(ばっこ)し人々を脅かし、将門の首塚やお岩稲荷と並ぶぐらいの怨霊スポットであったのだ。