塾で講師をやっていた時の教え子の話なんですが…。
その子がまだ小さい頃、須磨の河原で変わった生き物の死骸を拾ったそうなんです。
…モグラ大の体。
…形もほぼモグラ。
ですが、妙な事に…頭に角を思わせる突起物が3本あったそうです。
真ん中の角が尖っていて、両脇のものは先が丸く、肉のようだったと言っていました。
更に異常に細長い両腕。その指先には水かきのついた手。
手の付け根付近についていた潰れた両目が不気味だったと教え子は回想しました。
しかも、色は灰色から白にグラデーションがついている。
後ろ足と尻尾は普通のモグラのようだったそうです。
大変鮮明な記憶です。
この生物はいったい何だったのでしょうか。