他にも「ジャンピング婆」「ホッピング婆」なども名古屋を中心に噂されている。
この婆たちは家の屋根や高速道路の路肩をジャンプしながら追いかけてくるらしい。
更に「Uターン爺(初めてアルファベットが使用された日本妖怪ではないだろうか)」なども、道路で追い抜き突如Uターンをかましてくる危険な野郎である。
妖怪絵師SEL女史の証言によると、和歌山県のあたごトンネルに妖怪「あたご」という爺さんが出没するという。
自転車で車を追いかけ石を投げてくるらしく、そのスピードからどうも生きている人間ではないとされている。
また渋谷では100m競争を女子高生に挑む「100m婆(徒競走婆)」なども噂された。
この妖怪は、厚底ブーツの女の子や、ぶかぶかズボンの男の子に徒競走を挑み、彼らがファッションのハンディにより負けると、頭からかぶりつくと言われている。
逆に考えれば、厚底ブーツやぶかぶかズボンというだらしないファッションに対するアンチテーゼともいえよう。